あなたは職場の人たちから、信頼される仕事をしたいと思いませんか？
仕事が早く、評価される結果を得られる人たちには、 メモの取り方が上手な傾向があります。
具体的には、
・伝達情報を正しく記述
・仕事の目的を詳細に理解
・目標を定めて計画的に行動
上記の3点を中心にメモを取り、業務に役立てます。
業務内容を過不足なく遂行する為にも、 メモによる確認、実行、確認の工程が重要です。 行動に落とし込む場合は「細かい情報の粒度でメモをしていくこと」となります。
デキる人・仕事が速い人と遅い人のメモの取り方の違い
仕事が速い人と遅い人のメモの取り方は、少しずつメモをするか、しないかです。
指示された業務内容の大枠を理解しても、詳細部分に関しての理解が追いつかない。 上記のパターンに陥りやすい人は、相手の話を聞き終わってからメモをしてませんか？
仕事が速い人のメモの仕方は、単純で誰もが今すぐに実践出来ます。
具体的には、
- 伝達情報を正しく記述
- 仕事の目的を詳細に理解
- 目標を定めて計画的に行動
この3点を軸にメモを行います。
もし、あなたが指示されたなら、相手が言った事柄を少しずつメモしてください。メモをする際に忘れがちなのが、相手が1から10までわかりやすく伝えてくれるわけではない点です。
話を聞き終えてから、あの人が言ってたこの箇所がわからない。そうなってしまっては二度手間で、仕事が速い人にはなれません。少しずつメモをして、わからなければ質問をする。
メモによる確認、実行、確認の工程を実直に行い続けてください。最初は慣れなくても、1ヶ月も経過するとコツを掴めます。
デキる人・仕事が速い人の効果的なメモの取り方
仕事が速い人のメモの取り方は、断片的・全体的のいずれかです。
- 断片的｜与えられた情報を断片的に取得し、全体像を理解する
- 全体的｜与えられた情報から全体像を取得し、全てを即座に理解する
全体的に情報を取得し、すぐに理解できる人は勉強が極めて得意なタイプです断片的に情報を取得し、結果的に全体像を理解できる人は秀才な努力家なタイプです。1を聞いて10を知れる人。1を聞いて2を知り、3を知る人。
これらの違いがあるので、あなたの勉強への取り組み方からどちらかを検討して下さい。
多くの場合、断片的に情報を取得した方が「相手の言いたい内容を、過不足なく理解できる」ので、おすすめしたい方法です。仕事が速い人のメモの取り方の共通項は「細かな粒度で情報を取得する姿勢」です。
デキる人・仕事が速い人はメモを活用しながら働く
メモを活用しながら働く人たちは、手書きの手帳を用いる傾向が強いです。
デジタル時代にパソコンのみで仕事が出来るようになりました。だからこそ、粒度の小さな伝達情報を残しながら、完成度の高い仕事をする為の準備をする必要性が増しています。
更に言えば、ノートブックを手元に置いて「気づいたことをメモし続ける」だけでも、その時々の情報を残しておけるのでおすすめです。手書きで、手元に情報を残し続けるだけで日々の成長にも繋がりますし、実は周囲の人たちに真面目な印象を与えられる良い手段でもあります。
デキる人・仕事が速い人はメモの取り方を始める方法
仕事が速い人のメモの取り方を学ぶなら、都度都度相手の指示をメモしましょう。少しずつ、細かい区切りかたで情報を言語化し、自分が理解できる範囲にします。その過程で、相手の言う内容と齟齬（そご）が発生しないように注意をしてください。書く内容の分量で言えば、5W1H。
例｜〜さんがあの時に、こう言ってた。これくらいの粒度で情報を取得して、断片的にメモをし続けることで、過不足なく情報を取得できます。
また、粒度を大きくすると「相手の言ったことを理解したつもりになる」ので、面倒でも小さな単位で情報を取得した方が後々の成長に繋がります。
デキる人・仕事が速い人はメモを活用しながら働く
上司、同僚と業務上の課題を共有出来ない場合、仕事が順調に進まずに時間ばかりかかってしまいます。
学生時代に試験範囲が分からずに先生に質問したように、分からないと感じた点はその場で疑問点として共有した方が賢明です。1日の業務時間（平均8時間）の中で、与えられた業務内容を遂行していくと、「時間が足らずに仕事を早く終わらせたい」と考える社会人は多いです。
特に、現代は本当に忙しい働き方をしなければなりません。
なぜなら、厚生労働省を中心に「 働き方改革」が各企業で実行される中で、従来の長時間労働ではなく「効率的な業務遂行能力」が強く求められているからです。
仕事が速い人の効果的なメモは、実直に相手の課題を共有することです。素直に伝言ゲームをしなければ、あなたの思い込みで仕事を進めるしかなく、いつまでも周囲に評価されない結果となります。
まとめ
デキる人・仕事が速い人の効果的なメモの取り方は、メモによる確認、実行、確認の工程です。その都度新たな出来事が起きる度に、メモをしていくことで、業務内容それ自体を再現性のある物事にしつつ、自分自身の中で得意な仕事内容に変えていけます。
仕事の全体像を掴みながら、理解できない細かな点はその都度確認しながら業務に望むことで、結果的に仕事の速い人へと近づけます。
